『鬼滅の刃』に登場する上弦の弐・童磨(どうま)は、常に笑顔を浮かべながら人を喰らう異質な鬼ですが、その強さは作中トップクラスです。童磨は「冷気発生」という血鬼術を使うキャラクターで、圧倒的な強さを誇っていますが、最後はどうなったのでしょうか。
そこで今回は、『鬼滅の刃』童磨の最後はどうなったのか、鬼になった理由や猗窩座と仲悪いのかを紹介します。
【鬼滅の刃】童磨の最後はどうなった?
『鬼滅の刃』に登場する童磨の強さが描かれたのは、無限城編であり、それまではその強さやどんな能力を使うのかは明かされていませんでした。
しかし、童磨は、柱である胡蝶しのぶや栗花落カナヲ、嘴平伊之助と相対しても、常に余裕そうに戦っており、そこが見えない強さを誇っていましたね。では、童磨の最後はどうなったのでしょうか。
柱を圧倒
無限城で童磨の前に現れたのは、蟲柱・胡蝶しのぶでした。胡蝶しのぶにとって童磨は、姉である胡蝶カナエさんを殺害した仇です。
そのため、この戦いは単なる鬼殺隊と鬼の戦いではなく、長年抱え続けてきた復讐を果たすための決戦でもありました。
しかし、童磨は上弦の弐にふさわしい実力を持ち、冷気を自在に操る「血鬼術」でしのぶを追い詰めます。しのぶは鬼の頸を斬る力を持たないため、毒を駆使して戦いますが、決定打には至りません。
命をかけた作戦
童磨との戦いは、胡蝶しのぶが当初から命を懸けて立てていた作戦でした。胡蝶しのぶは長年にわたり藤の花の毒を少しずつ体内へ取り込み、自身の身体そのものを猛毒に変えていたのです。
そして最後は童磨に吸収されることで、通常では考えられない量の毒を一気に体内へ送り込むことに成功しました。
童磨は胡蝶しのぶを取り込んだ時点では余裕を見せていましたが、時間の経過とともに毒が全身へ回り始め、身体の機能が大きく低下していきます。この自己犠牲の作戦こそが、童磨を倒す最大の鍵となりました。
カナヲと伊之助が倒す
胡蝶しのぶが命を懸けて弱体化させた童磨の前に現れたのが、継子である栗花落カナヲと嘴平伊之助です。栗花落カナヲは「花の呼吸」の奥義を使いながら攻撃を続け、伊之助も持ち前の野性的な戦闘センスで童磨を翻弄しました。
毒によって再生能力が著しく低下していた童磨は、本来なら簡単に防げる攻撃を避け切れなくなります。そして最後は栗花落カナヲと伊之助の連携によって頸を斬られ、ついに上弦の弐が討伐されました。
初めて感情を知る
童磨は死亡する直前まで、人間らしい感情を理解できない存在でした。
しかし、死後の世界で胡蝶しのぶと再会した際、「恋」という感情に近いものを初めて自覚します。
「もっと早くこの気持ちを知っていれば人生は違ったかもしれない」と語る姿は、それまでの冷酷な童磨とはまるで別人でした。
ただ、その想いはあまりにも遅く、胡蝶しのぶからは冷たく拒絶されます。最後まで救われることなく消えていきます。
【鬼滅の刃】童磨が鬼になった理由は?猗窩座と仲悪い?
『鬼滅の刃』に登場する鬼は、様々な理由・背景から鬼になっていますが、なぜ童磨がその道を選んだのか気になりますよね。
また、『鬼滅の刃』の童磨は登場してきたときから、上弦の参である猗窩座と仲が悪そうに描かれていましたが、実際の関係性はどうなのでしょうか。
それでは、童磨が鬼になった理由や猗窩座と仲が悪いのか詳しくみていきましょう。
教祖の息子だった
童磨は人間だった頃、「万世極楽教」という宗教団体の教祖の息子として生まれました。
虹色の瞳と白橙色の髪を持っていたことから「神の子」と崇められ、多くの信者が悩みを打ち明けに訪れていました。
しかし、幼い童磨は人の悲しみや苦しみにまったく共感できず、「どうしてこんなことで泣くのだろう」と冷めた目で見ていたと語っています。この頃から、感情が欠落した人格はすでに形成されていました。
認められて鬼に
ある日、鬼舞辻無惨は童磨の特異な資質に目を付けます。恐怖や罪悪感をほとんど持たず、人を食べることにも抵抗がない童磨は、鬼辻無惨にとって理想的な鬼となる素質を備えていました。
そのため、鬼辻無惨の血を受け入れた童磨は鬼となり、人間時代から続けていた宗教活動を利用しながら、多くの信者を食料として取り込んでいきます。罪悪感すら抱かない童磨の行動は、他の鬼とは異なる異様さを感じさせました。
嫌われていた
猗窩座は『鬼滅の刃』の中でも童磨を強く嫌っています。その最大の理由は価値観が正反対だからです。猗窩座は強者との正々堂々とした戦いを好み、女性を食べないという独自の信念を持っていました。
一方の童磨は、女性は栄養価が高いという理由で積極的に捕食し、人の命にも戦いにも何の価値も感じていません。
さらに、童磨は猗窩座をからかうような言動を繰り返していたため、猗窩座は会うたびに怒りをあらわにしていました。
嫌ってはいない
興味深いのは、童磨自身は猗窩座を嫌っていなかったことです。童磨は感情がほとんどないため、「仲が悪い」という認識すら持っておらず、猗窩座が怒る様子を純粋に面白がっていました。上弦会議でも軽口を叩いては猗窩座を挑発し、そのたびに激怒される場面が描かれています。
つまり、一方的に猗窩座が童磨を嫌っている関係であり、童磨は最後までその理由を理解できませんでした。そういった点にも、童磨の感情が欠落してしまっている部分が強く描かれていたと言えるのではないでしょうか。
勝者と敗者
猗窩座が童磨を嫌っているのは、過去の因縁もあるのではないでしょうか。2人が実際に戦ったシーンなどは描かれていませんが、童磨が上弦の弐へ昇格したのは、猗窩座よりも後でした。童磨は過去に血気術を用いた「入替戦」で猗窩座に勝利し、階級を奪ったとされています。
実際、過去の因縁を童磨がからかっている様子なども描かれていたので、過去に勝利していたということが分かりますね。
自分とは違う価値観の持ち主が、自分よりも強く、常に煽ってくるので、童磨が猗窩座に嫌われてしまっているのは仕方がないのではないでしょうか。
まとめ
今回は『鬼滅の刃』童磨の最後はどうなったのか、鬼になった理由や猗窩座と仲悪いのかを紹介しました。『鬼滅の刃』において、童磨はかなり嫌われているキャラクターであり、その様子は胡蝶しのぶなどの態度を見れば、一目瞭然です。
また、上弦の壱と上弦の参には、それぞれ鬼になった理由がありますが、童磨に関してはそれがないというのも異質さを感じられる設定となっていますね。


