この記事は、鬼滅の刃に登場するキャラ、「時透無一郎(ときとう むいちろう)」の死亡シーンについてまとめています。
※ネタバレを含みますので、ご注意ください
マンガやアニメ、ともに大人気の作品
「鬼滅の刃」!
霞柱・時透無一郎は、
鬼滅の刃中盤から後半にかけて、活躍する人気キャラです。
上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)との戦いで、
最後には死亡してしまいます。
- 時透無一郎は何巻何話で死亡したの?
- 無一郎の最後の死亡シーンを知りたい!
- 無一郎の死亡した理由が知りたい!
などが知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「鬼滅の刃」時透無一郎(ときとうむいちろう)の死亡シーンを解説!
時透無一郎の死亡シーンをまとめました。
時透無一郎は21巻179話で死亡
時透無一郎の死亡は、
21巻179話
無一郎は、21巻179話の黒死牟との戦いで死亡します。
上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)との戦いの最後で死亡!
- 黒死牟の「月の呼吸」の一振りで左手を切断される
- 日輪刀ごと右肩を柱に縫い止められてしまう
- 黒死牟の腹を突き刺す
- 黒死牟に体を真っ二つにされる
- 赫刀し黒死牟の体に日輪刀を押し込む
- 力尽き死亡
無限城で、黒死牟(こくしぼう)と対峙することになった無一郎。
黒死牟の立ち姿に重厚な威厳を感じ、
生まれて初めて体が戦いを拒否しますが、
心を落ち着かせ、霞の呼吸で立ち向かいます。
ところが、黒死牟が抜刀と同時に行った
「月の呼吸」の一振りで、
一瞬にして左手首を切り落とされてしまいます!
無一郎は、すぐに止血をしながら、
片手で必死に立ち向かおうとしますが
刀を掴まれ、日輪刀ごと右肩を柱に串刺しにされてしまいました。
そこに、不死川玄弥(しなずがわ げんや)と
不死川実弥(しなずがわ さねみ)、悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が合流。
黒死牟が三人と戦っている間に、
無一郎は、必死の思いで刀を抜き、
戦闘に参加しますが、片腕を失い、失血も重なり、
自分に残された時間はわずかだと感じます。
一瞬でも良いので、
なんとか黒死牟の間合いに入れないかと、
柱二人とともに連携し、隙を狙っていたところ…
そのチャンスはすぐにやってきました。
悲鳴嶼さんの鉄球が、黒死牟の肩にめり込んだ瞬間、無一郎は、その隙を逃しませんでした。
日輪刀で黒死牟の腹を突き刺すことに成功!
さらに、玄弥の血鬼術により拘束します。
しかし!追い込まれた黒死牟は、
体全体から刀を突き出し、柱たちをふっ飛ばします!
無一郎の体は、その刃に切断され真っ二つに!
それでも、上半身だけになりながら無一郎は
刀から決して手を離さず赫刀(かくとう)させ、
さらに深く押し込み黒死牟にダメージを負わせます。
その隙に、実弥・悲鳴嶼さんの攻撃により、
とうとう黒死牟の首を切り落とすことに成功。
黒死牟は、それでも復活しようと試みますが、
刀に一瞬映った鬼となった自らの醜い姿を見て、
絶望し、復活することなく
無一郎が刺した傷から体が崩れ落ち死亡します。
最後の力を振り絞って赫刀させた無一郎も、
そのまま絶命してしまいました。
最期の相手・黒死牟は無一郎の先祖
黒死牟は、人間の頃、
継国 巌勝(つぎくにみちかつ)という人物で、
始まりの呼吸の祖・継国縁壱(つぎくに よりいち)の双子の兄でした。
つまり黒死牟は、始まりの呼吸の剣士(継国縁壱)の兄なのです。
「始まりの呼吸の使い手の子孫」であると
言われてきた時透無一郎を見た黒死牟は、
すぐに自分の末裔だと察しました。
「お前は…
私が…継国家に残してきた…
子供の…末裔…
つまりは…私の子孫だ…」「鬼滅の刃」19巻165話より引用
ここで、黒死牟は無一郎の祖先ということが判明!
黒死牟は、無一郎の腕を切断した後、
すぐにトドメを刺すこともできたはずです。
しかし、それをせず、右肩を柱に縫い止め生かしました。
さらに、無一郎に止血まで行っているのです。
「末裔とは…思いの外しみじみと…感慨深きもの」
「鬼滅の刃」19巻166話より
19巻では、黒死牟が自分の末裔の実力を十分に認める発言や、無一郎を鬼に誘おうとするシーンが描かれています。
黒死牟と無一郎の関係性や、無一郎が日の呼吸・月の呼吸を使わない理由については
こちらの記事で詳しく解説しています↓
無一郎の最後の日輪刀の色は白→赫刀(かくとう)
時透無一郎の日輪刀の色は、「白色」です。
しかし黒死牟の攻撃を止めるため、
刀の柄を強力に握りしめ赫刀(かくとう)させます。
日の呼吸を使っていた継国縁壱と同じ、
鬼に最もダメージを与える
日光の色である赤い赫刀となりました。
そのため、黒死牟の最後の崩壊は、
無一郎の傷口から始まりました!
日輪刀の色や呼吸については、こちらでまとめています↓
双子の兄・有一郎への最後の言葉が泣ける
絶命した無一郎の眼前に、
双子の兄・有一郎が現れます。
「こっちに来るな 戻れ!!」
「無駄死にだ」と、
涙を流しながら、無一郎に言います。
14歳という早すぎる死に対し、
まだ生き続けて欲しいという気持ちを不器用に表す有一郎。
無一郎は、全てを聞いた後、答えます。
僕は幸せだったよ。
無駄死になんて言わないで。
兄さんだけはそんなふうに言わないでよ。「鬼滅の刃」21巻179話
涙を流しながら、抱きしめ合う無一郎と有一郎。
無一郎の死亡シーンは、これまですれ違いもあったけれどお互いを想い合う兄弟の感動的な再会シーンとなっていました。
有一郎と無一郎の関係については、こちらがオススメです~↓
時透無一郎はなぜ死んだ?死因・死亡理由
黒死牟との戦いで死亡した時透無一郎ですが、死亡した理由は何だったのでしょうか?
黒死牟の攻撃を避けず体が真っ二つになり死亡
無一郎が死亡した最大の理由は、
黒死牟の攻撃を避けず体が真っ二つになったためです。
黒死牟のお腹に突き刺した刀を
最後まで離さず攻撃を避けなかったため、
体が真っ二つに切られてしまいました。
胴を両断されても手を離さなかったのは、
赫刀させ黒死牟の動きを止めるためでした。
つまり、黒死牟の動きを止めるために最後まで
攻撃を避けなかったことが、死亡の理由となっています。
上弦の壱・黒死牟の圧倒的な強さ!
黒死牟は上弦の壱であり、最強の鬼です。
鬼でありながら「月の呼吸」を使い、
一振りの斬撃の周りに、不規則で細かな刃が付いている複雑な攻撃を繰り出します。
攻撃を受けた実弥も
「時透がやられる筈だ」と納得し、
長い経験で培われた感覚が無けりゃ無理だ
「鬼滅の刃」19巻167話より
と感じていました。
無一郎は、最年少で柱になり、まだ14歳という若さ。
実弥や悲鳴嶼さんに比べると、経験値の差が出た可能性もありますが、それ以上に黒死牟の実力が勝っていたのだと思います。
黒死牟の最初の一振りで左腕を切断されていなければ、もしかすると、これほど苦戦しなかったかもしれません。
時透無一郎の死亡理由は、
黒死牟の圧倒的な強さが原因とも言えるでしょう。
「鬼滅の刃」時透無一郎の死亡は辛すぎる…
当初、炭治郎や刀鍛冶の小鉄に強く当たり配慮が欠ける無一郎でしたが、記憶を取り戻したタイミングで炭治郎とも打ち解け、好感が持てるキャラクターとなりました。
そのため、まさか黒死牟戦で死亡するとは思わず、ショックで辛すぎる展開となりました。
しかも、身体が真っ二つになるという悲しい結末。
意外な展開が魅力でもある「鬼滅の刃」ですが、大きなショックを受けた読者も多いでしょう。
それだけに、兄・有一郎との最後の会話は最高に感動的なシーンになっていますよね。
鬼滅の刃のキャラクター紹介と相関図で人物同士の関係性をチェック!↓