この記事では、漫画「キングダム」に登場する王騎(おうき)の最後の死亡シーンについて、まとめています。
連載期間17年を超えてなお
週刊ヤングジャンプで大人気を誇る「キングダム」。
長い連載の中で数多くのキャラクターが登場していますが
中でも人気が高いのは「王騎(おうき)」だと思います。
人気ランキングでも2位となっており
常に読者から熱い支持を受けているのが分かります。
そんな王騎は、
連載序盤の時点で死亡しています。
なぜ、王騎は死んだのか?
あれだけ強くて大人気な王騎が
なぜ死亡しなければならなかったのか?
未だおとろえない
ラスボス級の人気(作者公言)を誇る
王騎大将軍を見てきましょう!
実写映画の大沢たかお王騎将軍は、クオリティが高すぎ◎
キングダム王騎が死亡した戦いとは?
史実に実在した人物「王騎」とは
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 王騎(おうき) |
所属 | 王騎軍 |
位 | 旧六大将軍 |
人気ランキング | 2位 |
CV | 小山力也 |
実写キャスト | 大沢たかお |
1巻から登場している王騎将軍ですが
当初は昌文君を討ち取った人物として
初登場していました。
しかし昌文君を討ったというのは、
嬴政(えいせい)の弟である成蟜(せいきょう)の反乱で嬴政側に付いたために、
危害を加えられるかもしれない昌文君の家族や領土を守るために王騎将軍がついた嘘だと、
後に分かります。
中華全土を震え上がらせた
六大将軍の一人で「秦の怪鳥」という
ニックネームを持っている王騎。
後の新たな六大将軍の一人となる
騰(とう)将軍を副官としています。
王騎の特徴や魅力についてまとめた記事はこちら↓
王騎は信が目指すべき大将軍
1巻から登場している王騎ですが
活躍するのは「信の初陣」からです。
初陣で信に「戦とは武将だ」と説き
目指すべき大将軍とは何かを
信に示します。
信が百人将として参戦した馬陽の戦いでは
百人隊に「飛信隊」と名付け
信に「王騎の矛」を授けています。
信との関係性や登場人物の繋がりがわかる図式は
こちらの相関図をどうぞ↓
王騎はどんな戦いで死んだのか?
王騎は11巻から始まる
「馬陽の戦い」で死亡します。
先々代の王「昭王」に仕え
心からリスペクトしていたため、
先々代が亡き後は戦場には出ず、引退したのでは…
と噂された王騎。
しかし、嬴政と対峙し、
共に中華統一を目指す事を誓い、
再び戦場に出る決心をします。
さらに婚約者であり
六大将軍の一人・摎(きょう)を討った仇である
龐煖(ほうけん)が敵将であることを知り、
王騎は馬陽の戦いの総大将として出陣することを決めます。
摎が討たれた場所も同じ馬陽なんだって!
王騎と摎の関係性については、こちらの記事を参考にどうぞ↓
この馬陽の戦いで、王騎将軍は討たれ
死亡してしまいます。
戦場から退いていた王騎が再び立ち、
死亡した馬陽の戦いが
- 嬴政と共に中華統一を目指した戦い
- 婚約者・摎の仇討ちである戦い
だと分かりました。
しかし六大将軍の一人であり
中華全土を震え上がらせるほど強い王騎将軍が
なぜ死亡することとなったのか?
さらに徹底検証してみましょう!
キングダム王騎の死亡シーンを徹底解説!
王騎の最大の見せ場である死亡シーンを
順番に解説します。
王騎は何巻何話で死亡したのか?
王騎は
キングダム「16巻172話」
で死亡退場しています。
馬陽の戦いで、
敵の誘いであり「隠れた本命が存在する」
事を分かっていながらも
窮地に追い込まれた蒙武将軍を助けるため
深入りし王騎は趙荘軍と対峙します。
それでも摎の仇である総大将・龐煖(ほうけん)
と直接対決をし、圧倒的な武力を持って
龐煖にトドメを刺そうとしますが…
そこに、誘いの本命である
「李牧軍」が予想よりも早く登場し
王騎軍は完全に「詰み」となってしまいます。
李牧については
こちら↓で考察しています。
王騎はなぜ死んだの?死亡の理由とは
【王騎死亡の理由】
王騎は李牧の策にハマり
死地に立たされ
龐煖の矛で致命傷を負ったため
李牧の策で詰まれてしまった王騎は
完全に死地に立たされます。
それでも諦めず突破しようとし、
道を開くために
摎の仇であり敵の総大将・龐煖の首を狙います。
ところが…
趙将・魏加の弓矢が背に刺さり
一瞬のスキが生まれ、
龐煖の矛が胸を貫通し、致命傷を負うこととなります。
因縁の相手でもある龐煖については、こちらの記事で詳しく解説しています↓
かっこよすぎる王騎死亡シーンを解説
龐煖に胸を刺され致命傷を負った王騎。
それを見た王騎兵たちは
剣を落とし、戦意を失ってしまいます。
その様子を見た王騎は激怒。
胸に矛を突き刺したまま
龐煖の首を落とそうと、刃を振り下ろします。
しかし、さすがに叶わず力尽きる王騎。
信が王騎の馬に乗り、そのまま死地から逃走するため駆け出します。
敵に囲まれた絶体絶命の状態でしたが、
信に馬を走らせながら
首を狙い襲ってくる敵を王騎が矛で倒し、
なんとか敵の布陣から抜け出します。
敵兵達を振り切り山奥で、
騰・蒙武・飛信隊たちに囲まれ
王騎は息絶える事となります。
そこには王騎軍を継承する騰や、
次代の六大将軍となる蒙武、
矛を継承する信という
次世代を担う将軍達に囲まれての
武将としてカッコ良すぎる最高な最後となっていました。
李牧の策に敗れ死亡した王騎。
蒙武を責めず後の課題を提示し、
副官・騰に感謝し全てを任せ、
信に大将軍への道を示した
王騎退場は、最高な名シーンとなりました!
退場後も常に人気ランキング1位・2位をゲットさせ
衰えない人気を誇らせる事になった
人気の理由とも言えるでしょう。
王騎将軍の右腕、騰については
こちらの記事で紹介しています↓
キングダム王騎の最後の死亡シーン解説まとめ
「キングダム」において
永遠の大将軍である王騎将軍。
主人公信に大将軍への道を示し、
大将軍として最高な最期を魅せたことにより
死亡退場後もトップ人気を誇るキャラクターとなりました。
史実の王騎は蒙驁将軍と城を取った、
とだけ書かれている将軍で、そこまでは活躍しておらず、
かなりキングダムオリジナルなキャラとして
描かれていると分かります。
史実の王騎も紀元前244年の死亡となっているため、
キングダムでも死亡時期は史実通りにしたのだろう
と察せられます。
ただ、これだけ存在感のあるキャラ
になっているためキングダムオリジナルの
王騎で描いて大正解でしたよね!
これからも信の回想シーンで
登場することはあるでしょうし、
いつか信が六大将軍に選ばれ
「夢に届いたぜ!王騎将軍」と
王騎を思い出すシーンが登場するかもしれませんね。
王騎将軍の登場を楽しみにしながら
これからも「キングダム」を追いかけようましょう~!
嬴政や騰など他のキャラクターについては
こちら↓でまとめています。