この記事は、漫画【推しの子】の主人公・星野愛久愛海(ほしのあくあまりん)通称:アクアの死亡についてまとめています。
※重要なネタバレを含みますので、ご注意ください
アニメ・漫画ともに大人気作品【推しの子】は、
第1話から衝撃的な展開で進んで行く
ミステリー要素もあり、今どきの芸能界や
アイドルの裏側などを扱った風刺要素もある、
ちょっと異質な作品であるところが人気の秘密!
そんな【推しの子】のメインキャラクター
アクアが最後に死亡してしまう
というのは本当なのでしょうか?
この記事では、アクアの死亡シーンについてまとめていきます。
【推しの子】アクアは最後に死亡したって本当?死亡シーンを解説
アクアの最後の死亡シーンについて解説していきます。
アクアは164話で死亡確定
アクアの死亡は、
164話(単行本は16巻収録予定)
で確定しています。
159話から、カミキヒカルとの対話が描かれ、
最後の最後まで、まだ生き残る可能性もあるか
と思われましたが、
164話で黒川あかねのモノローグにより、
アクアの遺体が発見されたことがわかり
死亡が確定しています。
アクアはカミキヒカルとともに海に落ち死亡!
- カミキとアクアが崖で対峙
- カミキがルビーを殺害しようと計画していたことが明らかに
- アクアがナイフで自らを刺す
- アクアがカミキを掴み海に身を投げる
- カミキは岩場に頭を打ち力を失い、ゴローの幻影に掴まれ沈む
- アクアは沈みながら最後にB小町の歌がきこえ、穏やかな顔で死亡
12月25日クリスマス
「B小町」のライブツアー最終日の夜。
アクアは、自分とルビーの父親である
カミキヒカルと海の側の高台で対峙していました。
ライブ配信を見ながら、会話をするカミキの
瞳は真っ黒に輝いていました。
弱った者に狂気の炎を灯し、自分の目的のために
自らの手を一切汚さない教唆犯。
自分の娘(ルビー)でさえも、
殺害しようとしていたことがわかり
アクアは、ナイフを出しカミキに向けました。
この時点で、カミキを刺すのかと思われましたが
カミキは、そのことを予想していたかのように
「ひとごろしの妹」として生きていくルビーの未来をほのめかしました。
ですが、アクアはそれも想定していたのでしょう。
「妹の未来を蝕むお前はここで死ぬ」
「お前は僕が殺す」
と語ったあと、アクアは
自分のお腹をナイフで刺しました。
そしてそのまま、カミキを掴み海に身を投げ出します。
水中でカミキはアクアの首を絞めようとしますが
岩場に頭を打ったようで出血しており力が出ませんでした。
そこにゴローの幻影が現れ、そのままカミキを引き連れ沈んで行きました。
アクアも、苦しみにもがきながらも
最期は、B小町3人の姿を想い描き、曲を聴きながら
穏やかな笑顔で沈んで行きました。
アクアの遺体は、現場から20キロ先で漁師さんに発見された
ということが、あかねのモノローグから明らかになっています。
冬の海の冷たさのお陰か、損傷は少なかったようで、
葬儀での棺の中のアクアは、とても綺麗な顔をしていました。
アクアはなぜ死んだ?死因・死亡理由
アクアは、何故最後に死ぬことになったのでしょうか…
死亡した理由や死因などを深掘り考察していきます。
自らお腹を刺し海に落ちたため死亡
アクアの直接の死亡理由は、やはりお腹を刺して
海に落ちたということだと思います。
出血をしており、海から這い上がる力も無かったと思われます。
(這い上がる意志もおそらくなかったかも)
死因としては、出血多量&溺死だったと思います。
ルビーを守るため死ぬ必要があった
妹をひとごろしの妹として報道はさせない
そのための方法がたった一つだけある【推しの子】161話より引用
アクアの計画は、
カミキがアクアを殺害する。
という台本が必要でした。
自伝映画によって告発されたカミキヒカルは逆上
脚本担当とトラブルになり
刀傷沙汰の末、共に崖から転落しした【推しの子】161話より引用
このようなストーリーを選択したのです。
そのため、自らを刺しカミキとともに海に落ちました。
カミキは、何人もの人をそそのかしており
しかも、どれも殺人教唆で立件できない程度の関与しかしていないため
今後もルビーの命を狙う可能性があったと思われます。
アクアはこのストーリーを選択したけど、方法はこれ以外に無かったのかな~?ツクヨミが「18歳の子ども」って言っていたし、彼なりに精一杯の方法だったのかも。。
アクアは復讐を果たせたのか…
最初に結論を言うと
アクアは復讐のために転生したのではなく
自分の妹を守るために生まれた
と語っています。
最初は、アイを殺害した人物を許せない
と考えていましたが
最終的には、
自分の生きた理由は復讐のためなんかじゃなく
自分の妹を守るため
そのために俺は双子として妹の一番傍に生まれた【推しの子】162話より引用
と語っています。
つまり、復讐というより、
ルビーを守るという望みは果たせたということになりますね。
【推しの子】最終回は辛さが残る展開で幕引き
166話で最終回を迎えた【推しの子】。
アクアの選択は、正しかったかどうかはわかりませんが、
本人は最後まで葛藤していたようです。
それでも、親譲りの嘘つきを貫き通し
被害者を見事に演じきりました。
遺された人たちの事を考えると、
切なさの方が強く残りますが
ルビーは、どん底から立ち直って前を向いており
「皆そんなに弱くないってわかっていた」
とアクアの言葉通り、それぞれのアイドルを演じていくのかもしれませんね。
【推しの子】に登場するキャラクターや相関図も参考にどうぞ↓