アニメ・漫画・実写ともに大人気な作品
【推しの子】。
リアルな芸能界を描いた作品として注目を浴びていますが、
2024年11月にて、最終回を迎えました。
ここでは【推しの子】屈指のシーンでもある
星野アイ死亡シーンと、殺した犯人についてまとめました。
- アイって、なぜ死んだの?
- アイ殺害の犯人を知りたい!
- アイの死亡シーンを具体的に知りたい!
という方は、ぜひ参考にしてみてください~。
嘘はとびきりの愛なんだよ?
※ネタバレありなのでご注意ください
【推しの子】星野アイの死亡シーンを解説!
星野アイ、最後の死亡シーンについて解説していきます。
星野アイは1巻9話で死亡
アイの死亡は、
1巻9話
アイは1巻8話で熱烈なファンに襲われ、1巻9話で死亡します。
アイは熱狂的なファンに刺されて死亡
アイは、自宅の玄関でリョースケに腹部を刺されて死亡
アイは、22歳の大学生・リョースケ(菅野良介)に、自宅の玄関で腹部を刺されて死亡します。
リョースケは、アイの熱狂的なファンでした。
アイが密かに出産し、子どもがいるという事実に対し、
「清純派アイドル」というアイドル像を裏切り、ファンを騙していると思い、激しい憎悪を抱き、自宅に訪れ刺殺しました。
リョースケは、ずっと騙され嘘をつかれてきたうえ、ファンの存在などどうでもよいと思っているのだろうと激情しますが、
アイは、リョースケの名前も、もらったプレゼントもしっかり覚えていることを伝えました。
リョースケは、アイの返答に激しく動揺し、逃げた後、首を吊って自殺しています。
まるで、アイドルとファンの関係性の
危うさを象徴するかのようなストーリー。
”偶像視されるアイドル”とファンによる過剰な執着がいかにアイドルの生活を危険にさらすか…
という社会問題提起も作品には隠されているのかもしれません。
リョースケは、トップシークレットとされていた”アイの妊娠・出産”について、何故か知っていました。しかも、引っ越したばかりのアイの自宅の住所まで突き止めていた理由は…
アイ死亡シーンの言葉・最後のセリフ「愛してる」
アイがリョースケに刺され、
命が尽きようとしているその瞬間、
彼女は子供たちであるアクアとルビーに向けてこう言いました。
ルビー
アクア
愛してるああ やっと言えた
ごめんね
言うのこんなに遅くなって
あー良かったぁこの言葉は絶対
嘘じゃない【推しの子】1巻第9話より引用
この言葉は、アイが生涯抱え続けた
「愛に対する恐怖」と
「本当の愛を知らない」という葛藤を克服した瞬間に出たもの!
アイは幼少期から親からの愛情を知らずに育ったため、「愛」という感情を理解できませんでした。
そして、アイドルとして生きるアイの人生は、
常に「ファンに夢を見せる」という使命のために「嘘」をつき続けるもの。
彼女は、自分の本当の感情や家庭の事情を隠し、常に完璧な偶像であろうとしてきました。
でも、双子の子供たちを育てる中で
初めて「本当の愛」を知り、それを言葉にすることができたのです。
アイは「本当の愛」を理解し始めた矢先に命を落とすことに…。
アイの死は、彼女がようやく「本当の愛」にたどり着いた瞬間に訪れました…><。
アイは何歳で死んだの?
アイが死亡した年齢は20歳です。
16歳で双子を出産し、
子育てをしながらアイドル活動をしており、
B小町のドーム公演当日の朝に死亡してしまいます。
【推しの子】アイを殺した真犯人(黒幕)は誰?
アイを刺して殺害した直接の犯人は、熱狂的なファン・リョースケですが、単独で行動していたわけではなく、アイの住所やプライベート情報を知るに至った背景に、真犯人(黒幕)が存在しています!
アイを殺した本当の犯人はカミキヒカル
真犯人(黒幕)は、カミキヒカル
リョースケを裏で操り、星野アイを殺害に追い込んだ真の黒幕は、アイの元恋人でもあり、アクアとルビーの父親でもある「カミキヒカル(神木輝)」です。
カミキヒカルは、自身が運営する神木プロダクションの代表で、「劇団ララライ」のOBです。
アイがララライのワークショップに通っていた時に知り合い、恋人関係になりました。
何故、カミキは恋人だった彼女を殺害しようと思ったのでしょうか…?
真相を見ていきましょう↓
アイが殺された理由は?
カミキヒカルは、アイが妊娠・出産したことや、自宅の住所をわざとリョースケに伝えていました。
カミキヒカルが、そこまでしてアイを殺そうと思ったのは何故なんでしょうか?
ポイントをまとめます。
- アイから別れを告げられ、裏切られたと感じていた
- 才能を持つ人物の命を奪うことで自分の価値を高め悦びを感じている
- 親の愛を知らずに育ち、子役時代は「芸能界の闇」の対象に
幼少期に親の愛を知らずに育った二人は、意気投合しお互い惹かれ合い、恋人同士になりました。
アイはカミキと出会い、恋をし、明るくなっていました。
ところが、カミキの方の闇は深く…アイが妊娠した時期は特に不安定に。
そのため、アイはあえてカミキと離れる決断をしたのです。
これ以上、彼に負担をかけると壊れてしまうのではないかと思い苦渋の選択でした。
別れ話により、カミキはアイに裏切られたと感じました。
唯一、自分をわかってくれる存在に見放され、ますます闇堕ちしていくことに…。
自分を見捨てたアイを恨むようになり、リョースケを影で操り、そそのかしたのです。
後の、アクアとの会話で、アイを殺すつもりはなかった…と語りましたが、リョースケにわざわざ住所を教えている時点で、その可能性は想像できていたと思います。
カミキヒカルは、スター性のある人の命を奪うことで自分の価値を高めたい…という歪んだ性格になり、モンスター化していき、自分の娘まで殺害しようとします。そもそも彼を不安定にした原因は、幼少期と「芸能界の闇」にあるのかも…?アイは、最後までカミキを助けたい、という気持ちがあったことがビデオレターでわかっています。
カミキヒカルについては、こちらの記事でもっと詳しくまとめています↓
【推しの子】星野アイの死亡は衝撃的で最後まで残る名シーン!
星野アイは、伝説的な美貌と魅力を持つトップアイドルですが、漫画1巻でファンに刺され、早々に死亡するという場面は、衝撃的でした。
腹部を刺され、口から血を流し死亡するシーンは「怖い」と一部で言われていましたが、アニメや実写映像では、彼女の心情をとても丁寧に描かれ、心に残る名シーンとなっています。
アイの死は、物語序盤の重要なポイントで、単なる悲劇ではありません。
作品全体のテーマやキャラクターの動機に大きな影響を与える出来事!
この事件をきっかけに物語は、アクアの復讐劇とルビーのアイドルへの挑戦を軸に展開していくことになっていくのです。
ぜひ、マンガやアニメ、実写版ドラマでチェックしてみてねー!特に実写映像は秀逸だよ~◎
推しの子で死亡したキャラクターについてまとめた記事もどうぞ↓
【推しの子】キャラクターと相関図については、こちらでまとめています~↓