脹相は、人気作品である『呪術廻戦』に登場するキャラクターです。脹相は人間と呪霊の間に生まれた「呪胎九相図」の長男であり、血液を操作する「赤血操術」という術式を有しています。
脹相は主人公である虎杖悠仁の兄であると主張し続けたキャラクターですが、2人は実際に兄弟なのでしょうか。
そこで今回は、脹相の死亡シーンや虎杖悠仁とは兄弟なのか、存在しない記憶について解説します。
【呪術廻戦】脹相の死亡シーン解説!
脹相は『呪術廻戦』第7巻・60話で初登場し、第8巻・65話から本格的に出てきたキャラクターです。そして、脹相は渋谷事変編から戦う様子などが描かれ、弟たちを殺した虎杖悠仁に復讐をしようとしていました。
ただ、虎杖悠仁との闘いの中で、自身の弟ではないかという記憶が生まれ、そこからは味方となり、宿儺との最終決戦まで活躍しています。
しかし、最終的に亡くなってしまいましたが、脹相の死亡シーンはどうなっているのでしょうか。
羂索戦で命を落としかける
『呪術廻戦』における黒幕であり、因縁の相手である羂索(偽夏油)との闘いで、脹相は命を落としかけてしまいます。羂索と脹相の間には、埋めようのない力の差があり、一方的な闘いになりましたが、本人としてもそこで命を落としても構わない覚悟で挑んでいました。
しかし、命を落としそうな所で、控えていた九十九由基が羂索の相手をすることとなります。その後、ペアを組んで羂索を追い詰めていきますが、あと一歩力及ばず、脹相は力尽きてしまいますが、九十九由基と天元によって命を助けられました。
虎杖悠仁を庇って死亡
脹相の死亡シーンは、『呪術廻戦』第259話で描かれました。ラスボスであり、史上最強の呪術師である宿儺と虎杖悠仁たちは激闘を繰り広げていました。
虎杖悠仁は乙骨憂太、禪院真希などの味方と協力し、宿儺を追い詰めていきます。しかし、宿儺は奥の手の1つである「竈(かみの)」と呼ばれる炎の術式を展開し、周囲は爆炎に包まれますが、脹相が体を張って虎杖悠仁を庇い、そこで命を落としてしまいます。脹相は「赤血操術」を応用して壁を作りますが、炎に焼かれて肉体が焼失してしまいました。
精神世界で最後の言葉を
脹相の死亡シーンはハッキリと描かれており、作中の中でも最も衝撃的なシーンの1つでもありました。
「竈」による超広範囲・超火力の攻撃によって脹相の肉体は焼失してしまいましたが、最後は精神世界で虎杖悠仁と会話をしています。精神世界で脹相は虎杖悠仁を独りにしてしまうことに対して謝罪し、一緒にいてくれたことに対して感謝の言葉を述べました。
そして、最後の最後に虎杖悠仁は、それまでしなかった兄貴呼びを脹相に対して行なっています。
【呪術廻戦】脹相と虎杖は兄弟?存在しない記憶とは?
『呪術廻戦』の脹相は、上記でも述べたように呪霊と人間の間に生まれた存在です。そんな特殊な存在である脹相ですが、作品を通じて常に、虎杖悠仁の兄であることを主張し続けていました。
脹相は、史上最悪の呪術師と呼ばれた加茂憲倫の実験によって生み出された特級呪物が受肉した存在なので、普通に考えれば虎杖悠仁と兄弟であるとは考えにくいです。
また、脹相の中には虎杖悠仁と他の弟が楽しく過ごしている記憶が存在していましたが、どういったことなのでしょうか。
羂索の存在
脹相と虎杖悠仁が、兄弟であるということは間違いありません。そして、2人の関係性に深く関わっているのが、羂索です。羂索は脳だけを移動して他の人の体を乗っ取ることができる術式を有しており、古くから生き続けた術師として存在してきました。
そして、羂索は上記でも触れた加茂憲倫の体も乗っ取っています。さらに、虎杖悠仁の母親である虎杖香織の体さえも乗っ取っていたことが判明しました。
また、羂索が虎杖香織の体を乗っ取っていたのは、虎杖悠仁が生まれる前からだったので、脹相と兄弟ということになります。
強烈な思い出
『呪術廻戦』内における存在しない記憶とは、虎杖悠仁と戦った相手の記憶の中に、実際には起こっていない思い出などが生まれた現象のことを指しています。
存在しない記憶に該当する事象としては、初対面時には敵であった藤堂葵が戦っていく間に、親友のような存在となり、アドバイスをしてくれました。
また、加茂憲倫の存在を知る前に、脹相が虎杖悠仁のことを弟であると錯覚したり、特級呪霊である漏瑚も宿儺との戦いの最後で似たような現象が起こっています。
藤堂葵の妄想
存在しない記憶に関しては、当初は藤堂葵の妄想ではないかという声が寄せられていました。虎杖悠仁と藤堂葵は、学年や住んでいる地域が違うにも関わらず、親友のように過ごしてきた描写が描かれ、そこから2人の関係は仲良くなっていきます。
ただ、藤堂葵は初対面の相手に好みの女性のタイプを聞いたり、推しのアイドルにゾッコンという変わった性格をしている人物でもあったので、当初は妄想であると考えられていました。
しかし、似たような現象が脹相にも現れたので、妄想ではないと言われています。
虎杖の術式
存在しない記憶は、虎杖悠仁の術式ではないかという意見も出ています。しかし、作中で描かれた虎杖悠仁の術式は、「呪胎九相図」を取り込んだことによって発現した「赤血操術」、宿儺の術式である「御厨子」だけです。虎杖悠仁が「御厨子」を使えるのは、宿儺の受肉体であったため、肉体に術式が刻まれたとされています。
他には傷を治したりすることができる「反転術式」も習得していますが、作中では記憶を操作するような術式は確認されていません。
そのため、存在しない記憶は虎杖悠仁の術式とは、無関係ということになりますね。
公式が噂を完全否定
存在しない記憶は、虎杖悠仁の術式・能力だと読者の間で考えられていましたが、作者である芥見下々先生が完全否定をしています。
芥見下々先生曰く、藤堂葵の存在しない記憶は本当にただの妄想であったとされており、脹相に関しては、術式の影響で血のつながった兄弟の存在を認識できることが影響しているようです。
虎杖悠仁は脹相との戦いで、命を落としかけ、その瞬間に兄弟の「死」を感じて取ってしまい、共鳴したとされています。
まとめ
今回は脹相の死亡シーンや虎杖悠仁とは兄弟なのか、存在しない記憶について解説しました。
脹相は敵として登場しましたが、最終的に虎杖悠仁の味方となり、読者からも高い人気を誇っています。脹相は兄弟愛が強すぎるキャラクターですが、常にお兄ちゃんであることを主張してきたシーンは面白さもあるので、人気が高いのも頷けますね。


