『鬼滅の刃』の中で、鬼殺隊が安心して戦闘を行えるバックグラウンドを整えてきた、
お館様こと産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)は、彼らの中心として無くてはならない存在でした。
しかし、耀哉の最期は、予想できないほどの壮絶なラストシーンに…。
そこで、この記事では、お館様の死亡シーンについて詳しく解説!
アニメ放映直後のSNSで話題になるほどの迫力場面は、どのようなものだったのか見ていきましょう。
※ネタバレを含みますので、ご注意ください
お館様(産屋敷耀哉)はいつ死亡した?
お館様は、産屋敷邸にて、
屋敷ごと自爆し、死亡しました。
お館様が死亡したのは何巻何話?
産屋敷耀哉が死亡したのは
16巻138話
妻・産屋敷あまね、子供(ひなき、にちか)とともに最期を迎えます。
お館様(産屋敷耀哉)の最後の死亡シーンを解説!

名前 | 産屋敷耀哉(うぶやしきかがや) |
---|---|
享年 | 23歳 |
位置づけ | 産屋敷九十七代目当主 |
特徴 | 「1/f ゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)」の声を持つ 卓越した先見の明 高いカリスマ性 先祖代々、病気により短命 |
対戦相手 | 鬼舞辻無惨 |
鬼殺隊をまとめ上げる「お館様」。
余命幾ばくも無く、床に臥せっているところに、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)が訪れ…。
無惨がついに産屋敷邸を突き止め襲撃!
「……やあ 来たのかい
…初めましてだね 鬼舞辻……
…無惨」「…何とも 醜悪な姿だな 産屋敷
私は心底興醒めしたよ」
鬼滅の刃16巻136・137話より引用
千年追い続けてきた鬼舞辻無惨の姿を、耀哉はもう目に写すことができないくらい弱っていました。
産屋敷一族に酷く腹を立てているであろう無惨は必ず、自分を倒しに来るだろうと予想し、彼がここへ来ることをすでにわかっていました。
半年前から、数日で死ぬと医者に伝えられてきたけれど、ここまで生きてこられたのは君を倒したい一心ゆえだ…と血を吐きながら耀哉は言います。
産屋敷と鬼舞辻無惨の関係性が明らかに!二人の会話
「君と私は…同じ血筋なんだよ…」
鬼滅の刃16巻137話・耀哉のセリフより引用
無惨を迎え入れた耀哉は、自分と無惨が同じ血筋だということを伝えます。
一族から、鬼を出してしまったことにより、産屋敷一族は代々呪われ、生まれてくる子どもたちは皆病弱ですぐに死んでしまったそう。
神職の一族から妻をもらい、死にづらくなったとはいえ、誰も30年と生きられないのが産屋敷一族でした。
「そんな事柄には何の因果関係もなし
なぜなら私には何の天罰も下っていない」「君は…そのようにものを考えるんだね」
鬼滅の刃16巻137話より引用
耀哉の話に、まったく動揺をみせていない無惨ですが、何か違和感を感じていました。
耀哉に寄り添うあまね、
屋敷の庭では、ひなき・にちかが、鞠遊びをしながら唄をうたっていました。
「…奇妙な感覚だ
あれほど目障りだった鬼殺隊の元凶を目の前にして憎しみが湧かない
むしろ……
この奇妙な懐かしさ
安堵感…気色が悪い」鬼滅の刃16巻137話・無惨のセリフより引用
さらに会話が続き、耀哉は永遠不滅の夢など叶わないよ。と断言します。
「君が死ねば全ての鬼が滅ぶんだろう?」
「黙れ」
鬼滅の刃16巻137話より引用
この言葉により、初めて無惨は動揺し、耀哉を手に掛けようと傍に近づきました。

無惨が感じた懐かしさと僅かな安堵感は、産屋敷一族の血筋のせいでもあるのかも…?相反する二人の考え方。無惨はある意味、合理的思考だね。
衝撃の「産屋敷ボンバー」!によりお館様死亡
「こんなに話を聞いてくれるとは思わなかったな…
ありがとう 無惨」鬼滅の刃16巻137話・耀哉のセリフより引用
お館様の最後の言葉。
この直後に、
産屋敷邸が大爆発しました!
「産ッ屋敷ィィツ」
鬼滅の刃16巻138話・無惨のセリフより引用
カラスの緊急招集により、産屋敷邸を無惨が襲撃したとの報告を聞いて、柱や鬼殺隊メンバーが急いで向かっている最中の出来事でした。
炭治郎は、遠くからでも、爆薬と血・肉の焼け付く匂いを感じ、
柱たちもこの光景に衝撃を受けます。
屋敷もろとも爆発し、これにより
産屋敷耀哉・あまね・ひなき・にちかは死亡しました。






アニメの爆発映像は、恐ろしいほどに迫力があり、SNSでも「産屋敷ボンバー」と話題に…!
お館様は何故自爆したの?
産屋敷邸を爆破し、妻と二人の子どもを巻き込み、自ら死亡したお館様。
何故、そこまでする必要があったのでしょうか?
これが最善の方法だと判断したため
産屋敷耀哉は、必ず鬼舞辻無惨が屋敷に訪れるとわかっていました。
柱の中では、悲鳴嶼行冥だけに、事前にこの計画について全て話しており
「私を囮にして、無惨の頸を取ってくれ」と伝えていました。
無惨が産屋敷邸に来ること。
護衛を付けず、妻と子どもたちのみで迎え入れ油断させること。
そして、無惨の頸を切っても死なないことも予想していました。
(そのため、日が昇るまでの長期戦になるであろうことも)
用意周到に緻密に計画を行い、並々ならぬ覚悟を持って自爆する以外に、無惨を弱らせる方法がなかったからです。






悲鳴嶼さんの他に、珠世さんもこの計画に協力していたよ~
爆発直後に珠世さんが、無惨に対し行った行動はこちら↓
無惨への怒りと憎しみの強さ
「あの男は完全に常軌を逸している」
「あれだけの殺意をあの若さで見事に隠し抜いたことは驚嘆に値する
妻と子どもは承知の上だったのか?」鬼滅の刃16巻138話・無惨のセリフより引用
残虐な鬼の頂点である鬼舞辻無惨に、このような台詞を言わせました。
人間に当てる物差しでは測れないとも…。
無惨に対する、怒りと憎しみ、そして今まで失ってきたメンバーたちの思いすべてがお館様の原動力になっていたのかもしれません。






ひなき・にちかを巻き込んだことは、多分お館様の本意ではなかったと思う~子どもたちは、自らの役割を知っていたんだと…。
お館様の堂々たる最後!覚悟は鬼殺隊の皆に引き継いでいった
産屋敷邸の爆破は、悲しくも衝撃的なシーンでした。
お館様の死は、この後の展開にとって重要な役割を持ち、柱や炭治郎などの鬼殺隊メンバー全員の思いを繋げる出来事に。
そして、いよいよ無惨との最終決戦「無限城編」に突入していくことに…!






この爆発で、無惨にもダメージがあり、しかも爆薬の中には殺傷力の高いマキビシが入っており、無惨の体の再生力を遅らせていたよ~!(…ん?まきびし?もしかすると…宇随さんも協力者??)
鬼滅の刃の死亡キャラ一覧をまとめた記事も参考にどうぞ↓