この記事は、鬼滅の刃に登場するキャラ、「煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)」の死亡シーンについてまとめています。
※煉獄の「煉」は、正式には「火+東」となります
※ネタバレを含みますので、ご注意ください
マンガやアニメ、ともに大人気の作品
「鬼滅の刃」!
柱の一人として登場する煉獄杏寿郎は、
鬼滅の刃前半で活躍する人気キャラです。
上弦の参・猗窩座(あかざ)との一騎打ちで、
最後には死亡してしまいました。
- 煉獄さんは何巻何話で死亡したの?
- 煉獄さんの最後の死亡シーンを知りたい!
- 煉獄さんの死亡した理由が知りたい!
などが知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「鬼滅の刃」煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)死亡の真相!

煉獄さんの死亡シーンをまとめました。
煉獄杏寿郎は8巻66話で死亡
煉獄杏寿郎の死亡は、
8巻66話
煉獄さんは、8巻66話で死亡します。
上弦の参・猗窩座との一騎打ちの末に退場!
無限列車で下弦の壱・魘夢(えんむ)を撃退した直後、
上弦の参・猗窩座(あかざ)の急襲に遭う煉獄さん。
猗窩座と互角のバトルを繰り広げ、
猗窩座から「鬼にならないか」
と誘われるほどの強さと魅力をみせました。
ところが、
重傷の炭治郎に気を遣いながらの戦闘だったこともあり、
煉獄さんには不利な戦況となっていきます。
煉獄さんの左目がつぶされ、内蔵が破裂し、骨が折れた状態になっても、まだ
「俺は俺の責務を全うする!!」と奮い立ちます。
奥義 玖ノ型・煉獄で攻撃しますが、
猗窩座にみぞおちを手刀で貫かれ、致命傷を負ってしまいました。
それでも煉獄さんは、猗窩座の腕を放しませんでした。
そんな様子を見ていた、炭治郎と伊之助は、
最後の力を振り絞り、猗窩座の首を狙い参戦しますが、あと一歩のところで逃げられてしまいます…。
最後は、炭治郎たちと家族への熱い言葉を残し、煉獄さんは死亡することとなりました。
煉獄さんの最後の名言については、こちらの記事をどうぞ↓

煉獄さんの奥義や炎の呼吸についてはこちら↓

煉獄さん死亡を聞いた柱の反応
- 甘露寺蜜璃(かんろじみつり)…口を抑え悲しみの表情を浮かべる
- 時透無一郎(ときとうむいちろう)…後に煉獄さんの刀の鍔を見て、静かに涙を流す
- 胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)…「そうですか 煉獄さんが…」と険しい表情となる
- 宇髄天元(うずいてんげん)…「上弦の鬼には煉獄でさえ負けるのか」と厳しい表情となる
- 悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)…「南無阿弥陀仏…」と唱え涙を流す
- 伊黒小芭内(いぐろおばない)…「俺は信じない」とつぶやく
- 不死川実弥(しなずかわさねみ)…「醜い鬼共は俺が殲滅する」と決意を新たにしている
- 冨岡義勇(とみおかぎゆう)…「そうか」と一言つぶやく
個性豊かな柱たちの様々な反応ですが、皆、煉獄さんの死に強いショックを受けていました。
後ろ姿で「俺は信じない」と言う伊黒さんのシーンは、印象に残るシーンで、「信じない」ではなく「信じたくない」という意味なのは、間違いないでしょう。
14巻で、記憶が戻った時透無一郎が煉獄さんを思い出し流した涙も、たまらなく泣ける描写でした。
鬼滅の刃のキャラクターと相関図については、こちらがオススメです~↓

煉獄杏寿郎はなぜ「死亡することになった」のかを考察!
大きな人気を誇っていた煉獄さんは、
なぜ死ななければならなかったのか?
2つの理由をピックアップし、解説します。
上弦の参・猗窩座(あかざ)の強さを強調したかった?
煉獄さんを死亡に追いやった鬼、
猗窩座は「113年間倒されていない」上弦の参です。
柱にすら入っていない炭治郎に、
下弦の壱・魘夢が倒されたタイミングで登場しました。
「上弦の鬼って、本当に強いの…?」
という読者の疑問を払拭するためにも、
どうしても、ここで猗窩座の強さを示す必要があったと思います。
そのため、柱であり「炎の呼吸」という
強いイメージがある煉獄さんが死亡する展開が、必要だったのかもしれません。

煉獄さんとのバトルは、猗窩座の強さを示したよね!(最後逃げたけど…)
煉獄杏寿郎の死亡により、上弦の鬼たちの強さは際立ち、最後の舞台・無限城編が大いに盛り上がることとなりました。
煉獄さんが死亡した理由のひとつが、上弦の鬼の強さを示す必要があったからだと考えられます。
炭治郎が想いを受け継ぐ柱として適役だった!
「鬼滅の刃」は「想いを継ぐ」がテーマであり、
主人公・炭治郎が最初に想いを継いだ柱が煉獄さんでした。
煉獄さんの「心を燃やせ」というワードは、
後々まで炭治郎の回想シーンに登場しています。
炭治郎が心を奮い立たせる場面として登場するため、
この役には「前向きなキャラ」が効果的。
となると、煉獄杏寿郎が最も適役です!
主人公・炭治郎が想いを継ぐ人物として煉獄杏寿郎が適役だったから、死亡する展開になったとも考えられます。

煉獄さん死亡は、鬼滅の刃ベスト名シーン~(泣)
「鬼滅の刃」煉獄杏寿郎の最後のシーンは作品の大きなテーマそのもの!
物語の初期から、
鱗滝(うろこだき)さん・錆兎(さびと)・真菰(まこ)の想いを背負い戦う炭治郎ですが、
この時点では「想いを継ぐ」を全面には出していませんでした。
煉獄杏寿郎の死亡以降
「継ぐ」というメッセージが強く押し出され、
産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)死亡シーンでは、
想いを継ぐというテーマが具体的に説明されました。
煉獄杏寿郎からは、
「胸を張って生きろ」
「心を燃やせ」
「今度は君たちが鬼殺隊を支えると俺は信じる」
との想いを継ぎます。
炭治郎とっては、想いを継いだ最初の柱だった事もあり、大きな影響を受け、柱稽古編での集中を極限まで高めるための反復動作では、煉獄さんを思い出していました。
煉獄さんの死亡が、炭治郎にとって大きな影響を与えた「継ぐ想い」だった事がよく分かります。
煉獄杏寿郎の死亡シーンが、作品の大きなテーマそのものを全面に表した、最初のシーンだったと言えるでしょう!