3月25日にとうとう完結を迎えたチェンソーマン第2部。主人公がデンジから三鷹アサへ移り、学園を舞台にした物語の中で少しずつ緊張感が増していきましたよね。その中で描かれる死亡シーンは、第1部ほど多くはないものの、物語が進むにつれてやっぱり藤本タツキワールドらしい容赦ない死亡シーンが増えてきています。この記事では、第2部での死亡キャラを一覧で整理しつつ、各キャラの印象的な死亡シーンを振り返っていきます。ネタバレを多く含みますので、コミックス未読の方は、読み進める際に注意してくださいね。
チェンソーマン第2部の死亡キャラ一覧
第1部では、アキやパワーなど人気キャラが次々と死亡していき、推しがすぐ死ぬ漫画というイメージが強いチェンソーマン。それに比べると、第2部はここまでのところ死亡キャラ自体は少なく、学園ものらしい日常パートとのバランスも意識されているように感じます。
| コケピー | 12巻98話 | 三鷹アサの下敷きになり潰れて死亡 |
| 委員長 | 12巻98話 | 戦争の悪魔ヨルに倒され死亡 |
| 田中先生 | 12巻98話 | ヨルの「田中脊髄剣」となり死亡 |
| コウモリの悪魔(第2部) | 12巻102話 | チェンソーマンに斬られゴキブリの悪魔と衝突し死亡 |
| ゴキブリの悪魔 | 12巻102話 | チェンソーマンに倒され死亡 |
| ユウコ | 13巻111話 | ヨルとの戦闘後にチェンソーマンに斬られ死亡 |
| 永遠の悪魔(第2部) | 13巻118話 | チェンソーマンに倒され死亡 |
| 正義の悪魔 | 15巻131話 | 三鷹アサ&チェンソーマンとの戦いで死亡 |
| 高木 | 18巻162話 | 死の悪魔関連の事件で死亡と描写 |
| ナユタ | 19巻170話(ジャンプ+掲載話) | バルエムの策略に巻き込まれ、生首の状態で死亡したように描写 |
| 吉田ヒロフミ | ジャンプ+最新話付近(単行本未収録話) | バルエムの火炎放射器で燃やされ死亡 |
| バルエム | ジャンプ+最新話付近(単行本未収録話) | 黒いチェンソーマンとなったデンジに食べられて死亡 |
コケピー:三鷹アサの下敷きになり潰れて死亡
コケピーは、三鷹アサのクラスで飼われている鶏の悪魔で、第2部の空気を和ませてくれるマスコット的存在でした。
- 死亡話:98話
- 単行本:12巻
- 死因:アサの転倒に巻き込まれて圧死
クラスメイトとサッカーをする場面で、アサが足を引っかけられて転倒し、その下敷きになってコケピーが死亡します。ちょっとしたクラスの悪ふざけの延長で命が奪われる残酷さが、第2部の方向性を一気に見せつけた印象的なシーンでした。
委員長:戦争の悪魔ヨルに切り裂かれて死亡
委員長は、アサのクラスメイトで一見面倒見の良さそうな優等生ですが、内面には強い嫉妬心を抱えていました。
- 死亡話:98話
- 単行本:12巻
- 死因:戦争の悪魔ヨルに真っ二つにされ死亡
アサへの嫉妬や劣等感から正義の悪魔と契約し、怪物の姿となってアサを襲撃します。しかし途中でアサの体を支配したヨルに返り討ちにされ、身体を切り裂かれて死亡する流れです。好意と歪んだ正義感が暴走した末の退場で、読後に何とも言えない後味が残りました。
田中先生:ヨルに脊髄を抜かれ死亡
田中先生は、アサ達の担任教師で、表向きは優しい先生ですが、委員長と不適切な関係にあることが判明します。
- 死亡話:98話
- 単行本:12巻
- 死因:ヨルに脊髄を引き抜かれ「田中脊髄剣」となり死亡
ヨルはアサの体を操り、田中先生の首を掴んで脊髄ごと引き抜き、それをそのまま武器として扱います。田中脊髄剣というネーミングも含め、グロテスクさとシュールさが全開の、チェンソーマンらしさ満点の死亡シーンでした。
コウモリの悪魔(第2部):チェンソーマンとゴキブリの悪魔の衝突で死亡
第1部でも登場したコウモリの悪魔は、第2部では別個体として再登場し、再びデンジたちの前に立ちはだかります。
- 死亡話:102話
- 単行本:12巻
- 死因:チェンソーマンに斬られた後、ゴキブリの悪魔と衝突して死亡
三鷹アサとユウコを呑み込もうとした瞬間、チェンソーマンが乱入して口元を斬り裂きます。その直後に現れたゴキブリの悪魔とぶつかり合い、巻き込まれる形で呆気なく退場しました。第1部では強敵だった悪魔が、インフレした第2部ではあっさり噛ませにされるのが何とも皮肉です。
ゴキブリの悪魔:チェンソーマンに瞬殺され死亡
ゴキブリの悪魔は、見た目からして読者の嫌悪感を煽る存在で、短い出番ながらかなりインパクトがありました。
- 死亡話:102話
- 単行本:12巻
- 死因:チェンソーマンに瞬殺され死亡
ビル崩壊の中、車の中の人間と女子高生のどちらを助けるかといういやらしい二択をチェンソーマンに迫ります。しかし、デンジは猫を救うことを優先し、その勢いのままゴキブリの悪魔の体を一瞬で切り刻んでしまいます。倫理観を揺さぶる問いかけを、デンジのめちゃくちゃな価値観でねじ伏せる爽快な死亡シーンでした。
ユウコ:偽チェンソーマンに首を刎ねられて死亡
ユウコは、アサにとってはじめて心を開けた友達であり、第2部序盤の癒やし枠でもありました。
- 死亡話:111話
- 単行本:13巻
- 死因:暴走後、偽チェンソーマンに首を刎ねられて死亡
いじめを止めるために正義の悪魔と契約し、巨大な怪物として町を襲ってしまったユウコは、その後アサのもとを訪れて別れを告げます。しかし、遠くへ逃げようとした矢先に偽チェンソーマンの攻撃を受け、一瞬で首を斬られて死亡しました。アサにとっても読者にとっても、とてもつらい退場で、第2部のトラウマシーンのひとつと言って良さそうです。
永遠の悪魔(第2部):チェンソーマンたちの攻撃で死亡
第1部のホテル編で強烈な印象を残した永遠の悪魔は、第2部では水族館を舞台に復活します。
- 死亡話:118話
- 単行本:13巻
- 死因:アサの「水族館槍」とチェンソーマンたちの攻撃で死亡
アサたちを水族館の無限ループ空間に閉じ込め、精神的にも追い詰めようとしますが、アサが水族館を丸ごと買い取り「水族館槍」という武器に変える奇策に出ます。その後、外へ出たところをチェンソーマンや吉田ヒロフミの攻撃でズタズタにされ、最終的に死亡しました。第1部での因縁を、今度はアサの成長とデンジの暴れっぷりで乗り越えるような気持ち良い決着でした。
正義の悪魔:ナユタらの攻撃により死亡
第2部序盤から何度も名前が出ていた正義の悪魔は、複数の人間と契約して混乱を引き起こした存在です。
- 死亡話:131話
- 単行本:15巻
- 死因:落下の悪魔騒動の中で、ナユタらに攻撃され死亡
落下の悪魔が世界を巻き込む大事件の最中、巨大な芋虫のような姿で現れ、チェンソーマンとアサを呑み込みます。しかし、ナユタの支配能力などによって状況がひっくり返され、最終的には体を内側から破られて死亡しました。序盤から不穏な影を落としていた割には、もっと大きな存在たちの戦いに飲み込まれていくあたりがチェンソーマンっぽいです。
高木:チェンソーマン教会関連の攻防で死亡
高木は、チェンソーマン教会に所属する学生のひとりで、表向きは穏やかそうに見える人物でした。
- 死亡話:162話
- 単行本:18巻
- 死因:チェンソーマン教会を巡る騒動の中で死亡
チェンソーマン教会が一気にテロ組織のような様相を帯びていく中で、高木も公安との衝突に巻き込まれて命を落とします。信仰とノリで突っ走っていた若者たちが、現実の暴力の前で簡単に退場していく描写は、第2部の若者と社会のテーマとも重なってかなり生々しく感じました。
ナユタ:バルエムの策略で首だけの状態に
ナユタは、デンジと暮らす支配の悪魔でありながら、日常パートでは妹のようなポジションで描かれていた重要キャラです。
- 死亡話:170話前後
- 単行本:19巻収録予定
- 死因:バルエムの襲撃により首だけの状態で皿に乗せられた姿が描かれる
チェンソーマン教会まわりの騒動が激化する中で、バルエムはデンジを“本気で”チェンソーマンとして暴れさせるため、ナユタを標的にします。デンジを避難させようとしたナユタはそのまま戦場に残り、その後の場面転換で、皿の上に乗せられたナユタの生首だけが映し出されます。
吉田ヒロフミ:バルエムの火炎攻撃で焼かれて死亡
吉田ヒロフミは、第1部から登場している民間のデビルハンターで、第2部ではデンジとアサの両方を監視するような立場で動いていたミステリアスなキャラです。
- 死亡話:後半のジャンプ+掲載話(単行本未収録話)
- 単行本:今後の巻に収録予定
- 死因:バルエムの火炎放射器で燃やされ死亡
チェンソーマン教会とバルエムの策略がクライマックスを迎える中で、吉田はその渦中に巻き込まれ、激しい戦闘の末に地面へ倒れ込みます。そこへバルエムが追い打ちをかけるように火炎放射器の炎を浴びせ、吉田の体は炎に包まれてしまいます。
バルエム:黒いチェンソーマンに食べられて死亡
バルエムは、チェンソーマン教会側で暗躍していた男で、火炎放射器の悪魔の心臓を持つ武器人間という厄介な存在でした。
- 死亡話:第2部後半のクライマックス話(単行本未収録話)
- 単行本:今後発売される巻に収録予定
- 死因:黒いチェンソーマンとなったデンジに食べられて死亡したように描かれる
ナユタを殺させ、吉田を焼き殺し、デンジをどん底まで追い詰めたバルエムは、その絶望をトリガーに“黒いチェンソーマン”を再びこの世界に呼び戻すことに成功します。自身は火炎放射器の能力を駆使して抵抗しようとしますが、怒りと狂気に支配された黒いチェンソーマンの前ではまったく歯が立たず、最終的にはその身体を食いちぎられる形で死亡しました。
まとめ
チェンソーマン第2部死亡キャラ一覧を振り返ると、第1部ほど数は多くないものの、日常の延長で突然命が奪われるパターンや、読者の心情に刺さる退場が多い印象があります。特にユウコやナユタなど、デンジやアサの“日常”を支えていた存在の死は、その後の物語やキャラの心情に深く影響していて、読み返すとまた違った見え方になるはずです。



